スミレの開花時期は3月から5月とまさに今が見頃です。
主に山野で咲き、紫や白、ピンクなどの色がある可愛らしいお花です。
名前の由来は、大工さんが木材にしるしをつける時に使っていた
「墨入れ」に形が似ていたことと言われています。
そんなスミレのなかで最もイメージが強い色は紫色です。
紫は古くから高貴な色として扱われてきました。
昔は紫色を出すのに貝が使われましたが、とても時間のかかる作業であったため
高価で高貴な人しか身に着けることができなかったと言われています。
紫色のスミレは和歌や俳句などにも多く登場しいつの時代も人々に愛されているお花です。
花言葉は「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」。
オーストラリア・ハプスブルグ家の最後の皇后エリザベートも
よくお忍びでスミレの花の砂糖漬けを買いに街へ出かけたと言われています。
春が訪れを告げるお花を楽しんでみてはいかがでしょうか
