3月は年度を締めくくる、そして人生の節目において大切な季節です。
日本では幼稚園はじめすべての学校、大学で卒業式があり
卒業証書が授与されますが、海外を見てみると面白い習慣があったりします。
まず、ヨーロッパやアメリカなど多くの国では6月頃に行われることが多いです。
新学期や新年度のはじまりは9月からになります。
タイの大学では1年中卒業シーンです。
国立大学では国王の親族や王室の関係者が卒業証書を一人ひとりに
手渡されるというとても名誉な式典があるそうです。
アメリカというと華やかな卒業式が有名ですが、式典があるのは高校と大学のみ。
プロムや卒業後の記念写真やパーティで盛り上がります。
その一方でフランスは、卒業試験を行い卒業の許可が出たら大学に行き
卒業証書を受け取り卒業となります。学校全体で祝う文化がありません。
社会や文化、宗教、価値観により卒業式も様々です。
私たちが当たり前と思っている、屋内で粛々と行われる式典も世界から
見たら珍しいことかもしれません。
