春って、桜や植物だとイメージがしやすいですよね。
春といえば、生き物たちが活動的になる季節でもありますね。
今回は春を感じさせてくれる生き物たちを少しご紹介します。
最初は、日本の春を代表する鳥をみていきましょう。
・ウグイス
「ホーホケキョ」という鳴き声でおなじみですね。
「春告鳥(はるつげどり)」とも呼ばれ、日本では古くから親しまれています。
ウグイスは繁殖期である初夏頃までの間に、さえずりの練習をします。
一人前になるために、懸命に鳴き声の練習をするそうです。
・メジロ
メジロは1年中日本にいる鳥ですが、春にさえずりを始めます。
子育ての時期が4月頃から7月までといわれていて、餌を求めていろんなところを飛び回っているので、見かける機会が多い鳥です。
春に咲く花の蜜がメジロの大好物です。そういうところからメジロは春のイメージが強いのかもしれません。
・ヒバリ
ヒバリも年中見られる留鳥ですが、春から夏にかけては大きな声でさえずりをします。
舞い上がりホバリング(停空飛翔)したりしながら「フィチフィチフィチ / ピージョルピー」 とさえずり、
長いときには20分間もさえずり続けるといわれています。
・ツバメ
冬は東南アジアで越冬して、4月の初めに南から渡ってきます。
家や駅の屋根の下などに、どろやかれ草などでおわん型の巣を作ります。
秋になると、日本をはなれてあたたかい南国へとわたっていきます。
春には野生のウサギも活動的なります。
・ニホンノウサギ
本州・四国・九州に分布する日本固有種です。
ニホンノウサギは山や森林だけでなく、自然が豊かな海岸や農耕地、牧草地の周辺にも生息しています。
耳は大きくて自由に動かすことができ,音で敵の接近を素早く察知します。
後ろ足が発達しており,飛び跳ねて時速80 kmのスピードを出すことができるといわれてます。
・キュウシュウノウサギ
キュウシュウノウサギは東北以南の太平洋側~四国・九州の雪の少ない地方の荒地や新しい造林地に単独で生息します。
夜行性で明るい時間帯は岩陰や木の根本などで休んでいることが多いです。
警戒心が強く、長い耳で小さな音でもすぐに察知することができます。
次に春に出てくる虫も少しみてみましょう。
・モンシロチョウ
・テントウムシ
・アゲハチョウ
・ミツバチ
・ヤマトシジミ
・ダンゴムシ
都内ですと、野生のウサギを目にする機会がありませんね。
鳥であったり、虫でしたら見つけることができるかもしれません。
お散歩や公園などのちょっとしたお出かけの際に、意識して観察してみるのはいかがでしょうか。
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