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執筆者の写真樋口 理一

令和4年「金春稲荷御旅所披(びら)き」が無事に執り行われました

上記の通り、昨年に続き、残念ながら今年の第三十八回能楽金春祭りもコロナ禍の影響で従来の形では開催することができませんでしたが、「金春稲荷御旅所披(ひら)き」は通年通り、今年8月1日(月)銀座金春通りにて実施されました。以下よりご覧になれますので、ぜひ皆様ご覧ください。 動画はこちら>>

「金春稲荷御旅所披(びら)き」 通常新橋会館屋上に祀られている「金春稲荷」。現在は、見番(金春芸者衆の組合)のビル屋上に祀られ、一般の方々は参拝出来ませんが、今回、「能楽金春祭り」の期間中のみ、金春通りに勧請(かんじょう)されて地上に降りていらっしゃいます。日枝神社の神主を招いて御旅所披(ひら)きが行われます。祝詞奏上の後、お榊(さかき)が捧げられます。それが「金春稲荷御旅所披(びら)き」です。 この金春稲荷は芸の新橋と謡われた金春芸者(別名:新橋芸者)が守っている稲荷です。戦前まで金春通りにお社があり、お座敷に向かう前の芸者衆はお参りをしてから出かけていたそうです。 金春稲荷は容姿端麗もさることながら、あらゆる教養を身に付け、粋に生きる女性達の守り神となっており、また商売繁盛の御利益もあると伝えられております。

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