能楽金春祭り

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令和5年 『能楽金春祭り』

銀座八丁目の銀座通りより一筋西側の通りを金春通りといいます。
江戸時代、ここに能楽金春流の屋敷があり、金春稲荷が祀られていました。明治以降も金春通り・金春芸者などに名を残し、現在も金春湯にその名を留めています。
「能楽金春祭り」は、江戸文化を継承すべく、「金春通り会」(商店会)と「公益社団法人・金春円満井会」(能楽シテ方・金春流)の相互協力により、昭和六十年に始まりました。
八月七日に金春通りの路上で演じられる番組は、いずれも、千年の古儀を誇る「奈良金春」独特の能楽であり、平和を祈願し、泰平を喜ぶおめでたい曲です。

第三十九回 能楽金春祭り 日程

◆路上奉納能(入場無料)……8月7日(月)※詳細は下部にて

 

◆能楽講座(無料)……8月3日(木)、5日(土)※詳細は下部のパンフレットにて

※本年度についてはご予約が満席となっております。

※詳細はこちら

 

◆写真展示(無料)……8月1日(火)〜8月6日(日)

・金春流能の写真展示(撮影:辻井清一郎・国東薫)

 

会場

路上奉納能…銀座金春通り・スリーエイトビル前
能楽講座…Wada  Fine  Arts (伊勢由ビル2階)
能・金春流 公式ページ https://www.komparu-enmaikai.com/

8月1日~7日の「金春祭り」期間中、金春通り各店がそれぞれ工夫を凝らしたサービスで皆様をお迎えいたします。ぜひお出掛け下さいませ。

銀座金春祭り路上奉納能

金春祭りの最終日に、金春通り路上にて演能を行ないます。
『延命冠者』、『父尉』、『鈴之段』、それに加えて『弓矢立合(ゆみやのたちあい)』と、珍しい曲目の連続です。これらは皆、毎年奈良の、興福寺の薪能、春日若宮の「おん祭り」で奉納される曲目です。すべては世阿弥時代以前からの古い奉納曲目で、詞章も古式を継承している事が金春流の特徴です。
室町時代の奈良のテイストのエッセンスを金春通りで味わいましょう。

 

演能日時

令和5年 8月7日(月) 18:00開演

 ※16:00より金春通りにて座席指定券を配布します。(お一人様につき一枚)

 ※17:45までにご着席ください。座席券をお持ちでも、それ以降のご着席は出来ませんのでご注意ください。

 ※座席券をお持ちでない方も、後方での立ち見が可能です。

場所

銀座八丁目銀座通り博品館裏 金春通り・スリーエイトビル前 仮設御旅所

解説

森 瑞枝(金春流能楽師)

能奉行

山本 泰人(中央区長)

演者

・延命冠者…大藏 彌太郎
・父尉………金春 安明
・鈴之段……大藏 吉次郎
・弓矢立合…金春 憲和、高橋 忍、金春 穂高

 ※雨天の場合は、当所で略式で演じます。尚、座席券は無効、立ち見になります。

能楽金春祭りパンフレットのご紹介

毎年皆様にご好評いただいている「能楽金春祭り」パンフレットのご紹介です。
表紙は、金春通りに受け継がれる伝統の「金春色」をメインに使った歴史ある街並みにふさわしいパンフレットです。

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主催:銀座金春通り会

特別協賛:(公社)金春円満井会

協賛:銀座八丁目町会/銀座十五番街
後援:中央区/中央区教育委員会